福利厚生は企業側から社員に対して支払われる給与以外の報酬であり、社員やその家族の健康及び生活の福祉の向上を目的としています。社員からの満足度が高い内容にするためには、法律で定められている健康保険や厚生年金保険などはもちろん、育児支援やレクリエーション旅行といった形でメニューを充実させることが欠かせません。福利厚生の制度を自社だけで定めて運営するのではなく、外部の企業に委託することも可能です。福利厚生のアウトソーシングサービスのパッケージプランでは、幅広い内容のサービスを会員価格で利用できるでしょう。

一方ポイント制が取り入れられているカフェテリアプランでは、それぞれの従業員のニーズに対応できるメニューが実現します。保養所やレジャー施設を利用したい、子育ての支援を受けたいなど、同じ企業でも社員それぞれ利用を希望するサービスは異なります。社員に対して豊富なメニューを提供できることは、福利厚生のアウトソーシングサービスを導入するメリットになるでしょう。また経費や業務の削減も、福利厚生のアウトソーシングによって得られるメリットの1つです。

外部の企業に委託する場合、大手の中には会員数が数百万人規模というものもあるため、スケールメリットによって会員は割安価格でサービスを利用できるようになります。管理や運営、レジャー施設の手配などを自社で担う必要がなくなるので、企業側にかかる負担も軽減されるでしょう。